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青森県立美術館のレビュー!あおもり犬や料金・アクセスを解説

青森県立美術館のレビュー!あおもり犬や料金・アクセスを解説

青森観光を計画していると、必ずと言っていいほど候補に挙がるのがこの場所ですよね。青森県立美術館のレビューを調べている方は、有名なあおもり犬の場所や、館内で楽しめるランチ、おすすめのお土産などが気になっているはずです。

また、広大な敷地だけに移動のアクセスやじっくり見て回るための所要時間、さらには冬の積雪による観覧制限など、事前に把握しておきたいポイントも多いのではないでしょうか。この記事では、最新の観覧料金から展示の魅力まで、私が実際に感じたポイントを詳しくお伝えします。これさえ読めば、当日の過ごし方がグッとイメージしやすくなるはずですよ。

  • 建築とアートが融合した独特の世界観と見どころ
  • あおもり犬やシャガール作品を120%楽しむコツ
  • 料金改定やアクセス情報など訪問前に役立つ実務知識
  • カフェ「4匹の猫」やミュージアムショップの人気メニュー

建築とアートを楽しむ青森県立美術館 レビュー

ここでは、青森県立美術館が世界的に注目される理由である、唯一無二の建築美と、圧倒的なスケールを誇る常設コレクションの見どころについて詳しくご紹介します。

遺跡と融合した独創的な建築デザインの魅力

美術館に一歩足を踏み入れると、まずその「空間そのものの力」に圧倒されます。設計を手がけたのは建築家の青木淳さん。隣接する三内丸山遺跡の発掘現場から着想を得たという、地面を切り裂くような「トレンチ(溝)」構造が特徴的です。

真っ白な壁が続く「ホワイトキューブ」と、土の質感が剥き出しになった「土の展示室」が交互に現れる構成は、まるで過去と現代をタイムトラベルしているような感覚に陥ります。外壁に使われた約43万個の白いレンガも、青森の柔らかい光を反射して非常に美しいですよ。

建築家・青木淳氏が設計した、真っ白な「ホワイトキューブ」と土が剥き出しの「土の展示室」が交互に現れる独特な空間。

館内のサイン(案内表示)にも注目。水平、垂直、45度のラインだけで作られたオリジナルのフォントが使われていて、細部まで徹底した美学が貫かれています。

アレコホールで体感するシャガールの巨大背景画

館内の中心部にある「アレコホール」は、まさに美術館の心臓部。4層吹き抜けの巨大な空間に、マルク・シャガールが描いたバレエ「アレコ」の背景画が展示されています。1枚のサイズが縦約9メートル、横約15メートルもあり、それが4枚揃う光景は圧巻の一言です。

以前は第3幕だけがアメリカの美術館にありましたが、時期によっては借用によって全4幕すべてが揃って展示されることもあります。展示状況は入れ替えや貸出・借用などで変わる場合があるため、訪問前に公式の最新案内を確認しておくとより安心です。「色彩の魔術師」と呼ばれるシャガールの鮮やかな世界に包まれる体験は、ここ青森でしか味わえません。

縦約9m×横約15mという巨大なシャガールの背景画が展示された、美術館中心部の広大なホール。

あおもり犬と奈良美智作品を巡る聖地巡礼の旅

多くの来訪者が目当てにするのが、奈良美智さんの巨大な立体作品「あおもり犬」です。高さ約8.5メートルもあり、建物の隙間からひょっこりと顔を出している姿はどこか愛らしく、それでいて物悲しい表情が印象的。

また、八角堂に設置されたブロンズ像「Miss Forest / 森の子」も必見です。空に向かって真っ直ぐ伸びるその姿は、周囲の自然と調和して神聖な雰囲気すら漂っています。これら主要作品の多くが写真撮影可能(個人利用に限る)なのも、ファンには嬉しいポイントですね。

あおもり犬の足元には、実は「エサの器」に見立てた円形の花壇があります。ぜひ間近まで行って探してみてください。
高さ約8.5mの「あおもり犬」と、八角堂にある高さ約6mのブロンズ像「森の子」。

棟方志功や成田亨のコレクションが見せる郷土愛

青森県立美術館は、郷土ゆかりのアーティストの作品も非常に充実しています。世界的な版画家、棟方志功の力強い作品群は、青森の風土が育んだ情熱をダイレクトに伝えてくれます。

さらに、特撮ファンならずとも興奮するのが、ウルトラマンの生みの親の一人である成田亨の作品。怪獣のデザイン画や彫刻は、単なるキャラクター設定を超えた「芸術品」としての気高さがあり、その造形美には誰もが引き込まれるはずです。

冬のあおもり犬や雪帽子を被る姿の観覧注意点

雪国・青森ならではの景色を楽しめる冬の訪問ですが、いくつか注意点があります。積雪の影響で、あおもり犬の足元まで行ける屋外通路が降雪期(目安:11月末〜12月頃)から雪解け後(目安:4月頃)まで閉鎖されてしまうことがあります。年によって閉鎖の開始・解除時期は前後するため、冬〜春先の旅程ではこの点をあらかじめ織り込んでおくと安心です。

ですが、がっかりする必要はありません。展示室内の窓越しから、頭に雪を積もらせた「雪帽子のあおもり犬」を眺めることができます。この時期にしか見られない愛らしい光景として人気です。

冬場は屋外展示の「森の子(八角堂)」への道も閉鎖されることが多いです。現地の積雪状況により変動するため、冬に訪問される方は公式サイトで最新の公開状況を必ずご確認ください。
棟方志功や成田亨の作品紹介と、冬期に屋内から鑑賞できる雪を被ったあおもり犬。

快適な旅にするための青森県立美術館 レビュー

美術館を存分に満喫するためには、実務的な情報のチェックも欠かせません。料金やアクセス、お食事事情についてまとめました。

観覧料金の改定や高校生以下無料の最新情報

一般700円、高校生以下無料などの料金表と、常設展(約1.5時間)やじっくりコース(約3時間)の所要時間案内。

青森県立美術館では、2024年11月にコレクション展の料金改定が行われました。現在の基本的な料金体系は以下の通りです。

区分観覧料(個人)備考
一般700円団体(20名以上)は560円
大学生400円学生証の提示が必要
18歳以下・高校生無料コレクション展・企画展ともに無料化

特筆すべきは、18歳以下および高校生が無料である点。家族連れや学生の方には非常に優しい設定になっています。なお、企画展の料金や無料対象の扱いは展覧会ごとに設定が異なる場合があるため、気になる企画展があるときは事前に公式サイトで条件(料金・無料対象・チケット情報)を確認することをおすすめします。

もちろん、コレクション展と企画展のセット券や当日券の扱いなども、タイミングにより案内が変わることがありますので要チェックです。

バスや車でのアクセスとおすすめの滞在時間

アクセスについては少し注意が必要です。新青森駅から車で約10分と距離は近いのですが、路線バス(ルートバス「ねぶたん号」など)の本数が通常は1時間に1本程度と限られています。ただし日程やシーズンによっては増便されることもあるため、旅行日が決まったら最新の時刻表を見ておくと、現地での待ち時間を減らせます。

滞在時間の目安としては、常設展のみなら約1.5時間、企画展やカフェまでじっくり楽しむなら3時間程度をみておくと安心です。あおもり犬へ行くための移動や、三内丸山遺跡までの徒歩移動も含めると、余裕を持ったスケジュールを組むのがベストですね。

新青森駅からの移動時間やバスの注意点、美術館から徒歩10分の世界遺産「三内丸山遺跡」の位置関係図。

カフェ4匹の猫で味わう青森りんごの絶品スイーツ

鑑賞の合間にぜひ立ち寄ってほしいのが、館内カフェ「4匹の猫」です。大きな窓からは「森の子」の頭がチラリと見え、開放感のある素敵な空間が広がっています。

特に人気のメニューは、なんといっても「青森県産りんごのアップルパイ」。シナモンを効かせすぎず、りんご本来の甘みと酸味を活かした味わいは絶品です。ランチメニューのビーフカレーやパスタも充実しているので、お昼時をここで過ごすのもおすすめですよ。タイミングによって混み合うこともあるため、鑑賞の流れに合わせて利用時間を考えておくと快適です。

カフェのスタッフさんが着用しているユニフォームは、人気ブランド「ミナ ペルホネン」のデザイン。細部までこだわりが詰まった空間です。
青森県産りんごのアップルパイと、あおもり犬貯金箱や棟方志功トートバッグなどのお土産アイテム。

あおもり犬貯金箱など限定グッズの販売情報

ミュージアムショップには、ここでしか買えない魅力的なグッズが並びます。特に人気なのが「あおもり犬貯金箱」。インテリアとしても馴染むシンプルなデザインで、自分へのお土産に選ぶ人が後を絶ちません。

他にも、奈良美智さんのポストカードや、棟方志功の作品をあしらったトートバッグなど、アートを持ち帰れるアイテムが豊富です。品切れになることもあるため、気になる商品があれば早めにチェックしましょう。加えて、季節限定や展覧会連動のアイテムが登場することもあるので、訪問時のラインナップもぜひ楽しみにしてみてください。

三内丸山遺跡とのセット観光で深まる歴史体験

美術館を訪れるなら、隣接する「特別史跡 三内丸山遺跡」をセットで回るのが定番のコースです。美術館からは連絡通路などを通って徒歩約10分ほどでアクセスできます。

縄文時代の巨大な掘立柱建物や竪穴式住居を間近で見学でき、2021年には世界文化遺産にも登録されました。美術館の「トレンチ」という建築コンセプトを理解する上でも、この遺跡をセットで見学することで体験の深みが変わってきます。

開館情報、バス時刻表、隠れスポット、グルメ、セット観光の5項目をまとめた確認リスト。

感動と発見が続く青森県立美術館 レビューのまとめ

青森県立美術館は、単に絵画を眺めるだけの場所ではなく、その土地の歴史や自然、そして独創的な建築そのものを全身で体験する場所でした。あおもり犬の表情に癒やされ、シャガールの色彩に圧倒され、最後は美味しいアップルパイを頬張る。そんな贅沢な時間がここにはあります。

季節や天候によって、見せる表情が全く異なるのもこの美術館の面白いところ。ぜひ、あなた自身の目で、青森が誇るアートの聖地を体感してみてください。なお、開館時間や最新の展示情報は変更される場合があるため、お出かけ前には必ず公式サイトを確認してください。あなたの青森旅行が素晴らしいものになることを願っています。

※本記事は執筆時点で確認できた情報をもとにまとめていますが、料金・展示状況・運行時刻・公開範囲(冬季閉鎖の期間など)は変更される可能性があります。万が一誤りがあるといけないので、最終的には必ず公式サイト(公式の最新案内)でご確認のうえお出かけください。

料金や展示状況、冬季閉鎖期間などは変更の可能性があるため、公式サイトでの最終確認を促す案内。

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