東北道サービスエリア上り一覧！グルメやおすすめSAを完全網羅

東北自動車道を青森方面から東京方面へ向かって南下する際、どの場所で休憩するかはドライブの快適さを左右する重要なポイントですよね。「次の休憩場所までどれくらいあるんだろう？」「せっかくだから美味しいご当地グルメを食べたい」と考える方も多いはずです。長い道中、現在地から近い休憩スポットや全体の位置関係がわかるマップを把握し、どこのサービスエリアがおすすめなのか、人気ランキングで上位の場所や話題のグルメがある場所を知っておけば、単なる移動時間が楽しい旅のイベントに変わります。

また、行楽シーズンには混雑を避けるために穴場のパーキングエリアを利用したり、行きと帰りで立ち寄る場所を変えるために下り一覧の情報と比較したりと、状況に応じた使い分けもテクニックの一つです。この記事では、東北道のSA情報を詳細に整理し、各施設のスペックや必食グルメ情報を網羅しました。ぜひ、安全で充実したドライブ計画にお役立てください。

各県の特徴を知る東北道サービスエリア上りの一覧

東北道の上り線には、青森県から埼玉県まで合計12箇所のサービスエリアが点在しており、それぞれが県ごとの色濃い特徴を持っています。北の雄大な自然を感じられるスポットから、首都圏に近い最新鋭のショッピング施設まで、そのバリエーションは豊かです。ここでは、北から順にそれぞれの特徴や位置関係、そして絶対に外せないポイントを深掘りして見ていきましょう。

位置関係を把握する東北道サービスエリアマップ

長距離ドライブにおいて、「次のSAまで何キロあるか」「ガソリンスタンドはどこにあるか」を把握しておくことは、ガス欠やトイレの我慢といったトラブルを防ぐために非常に重要です。まずは東北道上り線の全12SAの配置と、それぞれの主要な機能を一覧で確認しておきましょう。

青森や秋田に岩手の東北道SAおすすめ情報

北東北（青森・秋田・岩手）のサービスエリアは、観光地としての側面も強く、その土地ならではの「濃い」郷土色が楽しめます。

【青森県】津軽サービスエリア（上り）

青森県唯一のSAであり、本州最北端の休憩スポットです。ここの最大の魅力は、なんといっても「津軽富士」と呼ばれる岩木山の雄大な眺めです。エリア内にはりんご園があり、季節によっては可愛らしいりんごの花や、たわわに実る果実を間近で見ることができます。

• おすすめグルメ： 青森県産りんごを使った「パティシエのりんごスティック」や、爽やかな酸味が特徴の「りんごソフトクリーム」。
• 施設情報： 24時間営業のコンビニ（ファミリーマート）が併設されており、深夜帯でも軽食や飲み物の購入が可能です。

【秋田県】花輪サービスエリア（上り）

秋田県に入って最初のSAで、十和田湖や八幡平観光の要衝に位置します。フードコートには牛丼チェーンの「松屋」が入り、通常メニューに加えて高速道路限定メニューが提供されることもあり、気軽に立ち寄れる利便性が魅力です。

• おすすめグルメ： 秋田名物「比内地鶏プリン」や、独特の燻製香が楽しめる「いぶりがっこ」。お土産には秋田犬デザインのスイーツも人気です。
• 注意点： ガソリンスタンドは営業時間が8:00～20:00となっているため、夜間・早朝の利用には注意が必要です。

【岩手県】岩手山・紫波・前沢の3大SA

岩手県は縦に長く、上り線には3つの個性的なサービスエリアがあります。

• 岩手山SA： 岩手山を正面に望む絶好のロケーションが魅力。フードコートでは短角牛や県産ブランド豚など、岩手らしいメニューが充実しています。併設ベーカリーのメロンパンも定番人気です。
• 紫波SA： 盛岡市を過ぎて最初の休憩地点。盛岡のソウルフード「福田パン」をはじめ、「ぴょんぴょん舎」の盛岡冷麺（お土産用）など、県央エリアの名物が揃います。
• 前沢SA： 岩手県南部を代表するSAで、高級ブランド牛「前沢牛」を使ったメニューが最大の魅力です。レストランの前沢牛牛丼や、手軽に味わえる串焼きは特に人気があります。

宮城と福島の東北道サービスエリアグルメ

南東北エリア（宮城・福島）に入ると、仙台の牛タン文化や福島の果物・郷土料理など、食の楽しみがさらに広がります。

【宮城県】長者原サービスエリア（上り）

ラムサール条約登録湿地「化女沼（けじょぬま）」に隣接する自然豊かな大型SAです。敷地内には散策できるスペースもあり、運転の合間のリフレッシュに向いています。

• 必食グルメ： 注文後に焼き上げる「たん塩丼」。香ばしい牛タンとご飯の相性は抜群で、テイクアウト対応の場合もあります。
• 補足情報： ドッグランなどの屋外設備については、時期や工事状況により利用可否が変わることがあるため、出発前に公式情報での確認がおすすめです。

【福島県】国見・安達太良の魅力

福島県は東北道上り線における「東北最後のエリア」として、多くのドライバーが立ち寄る重要な区間です。

• 国見SA： 宿場町をイメージした落ち着いた建築が特徴。牛タンメニューや季節のフルーツ販売など、旅情を感じるラインナップが揃います。
• 安達太良SA： 大型施設として知られ、安達太良山の眺望とともに多彩なグルメを楽しめます。福島名物「ソースカツ丼」や、名物のメロンパンなども人気です。

栃木や埼玉の東北道SA人気ランキング

関東エリアに入ると、サービスエリアは単なる休憩施設を超えた「目的地型」へと変化します。

【栃木県】那須高原サービスエリア（上り）

那須高原らしいリゾート感があり、テラス席からの眺望も魅力です。地元食材を活かしたメニューやスイーツが充実しています。

【栃木県】佐野サービスエリア（上り）

上下線を徒歩で行き来できる構造が特徴で、佐野ラーメンをはじめとするグルメ目当ての利用者も非常に多いSAです。

【埼玉県】蓮田サービスエリア（上り・Pasar蓮田）

2019年7月に移転オープンした「Pasar蓮田」は、NEXCO東日本最大級の規模を誇るSAです。生鮮食品から各地の名産品まで揃い、最後のお土産購入スポットとしても重宝されます。

主要な休憩所となる東北道PA一覧も確認

活用術で選ぶ東北道サービスエリア上りの一覧

旅の参考にしたい東北道サービスエリア上り一覧

ここまで、東北自動車道上り線のサービスエリア情報をお届けしてきました。青森から埼玉まで、それぞれの土地の魅力が詰まったSAを上手に活用することで、長距離移動も快しい旅の一部になります。

ぜひ本記事を参考に、自分のペースや目的に合ったサービスエリアを選び、安全で楽しいドライブをお楽しみください。