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東北自動車道の雪はいつから?地域別の積雪時期と冬道対策まとめ

東北自動車道の雪はいつから?地域別の積雪時期と冬道対策まとめ

冬に東北へ向かうとき、東北自動車道の雪がいつから降り始めるのかは、多くの方にとって気になるポイントではないでしょうか。せっかくの旅行や大事な仕事が雪で影響を受けないよう、スタッドレスタイヤへの履き替え時期やタイヤ規制の目安を事前に把握しておきたいですよね。

通行止めのリスクを減らすために、ライブカメラでリアルタイムの情報を確認したり、万が一に備えてチェーン規制のルールや立ち往生対策を理解しておくことは、冬のドライブにおいてとても重要です。この記事では、私が得た知識や経験をもとに、皆さんの不安を少しでも軽くできるような具体的な情報をまとめました。

  • 東北自動車道における地域ごとの初雪・積雪の目安時期
  • タイヤ規制やチェーン携行が求められる可能性が高いタイミング
  • 冬の東北道を比較的安全に走行するためのライブカメラ活用術
  • 万が一の立ち往生に備えた車内装備と安全運転のポイント

東北自動車道で雪がいつから降るか地域別の傾向

東北自動車道は全長約680kmと非常に長く、通過する地域によって気候や降雪状況が大きく異なります。そのため、一括りに「いつから雪が降る」とは言い切れず、区間ごとの特徴を知っておくことが大切です。

東北自動車道680kmの地図。北関東・南東北・北東北の区分と、那須高原・国見などの雪の難所を示した図。

ここでは、地域別に注意したい時期や気候の傾向を見ていきましょう。

青森や岩手の北東北は11月上旬頃から早めの備えが安心

青森県や岩手県北部に位置する区間では、全国的に見ても冬の訪れが早い傾向があります。例年、11月上旬頃に初雪が観測される年も多く、その後の天候次第では冬用タイヤ規制(滑り止め装置装着規制)が実施されることがあります。 まだ秋の感覚が残る時期でも、盛岡以北では路面に雪が残る場面が見られることも珍しくありません。

特に松尾八幡平IC付近など標高の高い区間では、11月中旬頃から積雪や凍結が目立ち始める年もあります。年によって差はあるものの、11月の連休中に路面状況が急変する可能性もあるため、北東北方面へ向かう場合は11月初旬頃までにスタッドレスタイヤへ交換しておくと安心と言えるでしょう。

北東北へ向かう際は、出発地の天気が良くても現地の規制情報を必ず確認してください。最新情報はNEXCO東日本などの公式サイトで随時更新されています。

那須高原や福島国見などの難所は降雪が早まることがある

東北自動車道には、天候が変わりやすい「気候の境目」とされるエリアがいくつか存在します。その代表例が、栃木県と福島県の県境付近にある那須高原周辺です。関東側が晴れていても、この付近を境に急に雪景色へ変わるケースも見られます。 また、福島県内の国見IC付近は勾配が続くため、積雪時には大型車が立ち往生しやすい区間として知られています。

これらのエリアでは、11月後半から12月にかけて突発的な降雪が起こることがあり、トンネルを抜けた先で路面状況が変わることもあります。橋の上やトンネル出入口は凍結しやすいため、雪が見えなくてもブラックアイスバーンの可能性があるという意識を持って走行することが大切です。

12月から2月の厳冬期は広い範囲で通行規制の可能性

12月に入ると、東北自動車道の多くの区間が本格的な冬のシーズンを迎えます。強い冬型の気圧配置になると、福島県北部から岩手県、青森県にかけてまとまった降雪が続くこともあり、状況によっては通行止めや速度規制が実施されることがあります。

また、1月から2月にかけては南岸低気圧の影響により、普段は雪が少ない栃木県や埼玉県内でも大雪となるケースがあります。これにより、首都圏寄りの区間で大規模な渋滞や立ち往生が発生する例も見られます。厳冬期に走行する際は、走行予定区間全体の天気予報や道路情報を広く確認しておくことが重要です。

11月から4月までの北東北・南東北・北関東の雪の状況をまとめた表。北東北は11月上旬から注意が必要であることを強調。

 

時期北東北(盛岡〜青森)南東北(那須〜仙台)北関東(川口〜宇都宮)
11月積雪・凍結の可能性あり山間部で降雪の可能性多くは乾燥路面
12月〜2月降雪・吹雪が頻発しやすい断続的な降雪や地吹雪南岸低気圧による大雪に注意
3月〜4月残雪・再凍結の可能性湿った雪によるスリップ注意概ね雨が中心

3月の湿った雪や春先の路面凍結にも注意

3月に入っても、東北自動車道では雪の影響が残ることがあります。この時期の雪は水分を多く含み、シャーベット状の路面になりやすいため、ハンドル操作が不安定になる場合があります。夜間から早朝にかけては再凍結も起こりやすく、日中との路面差に注意が必要です。

地域によっては、4月下旬やゴールデンウィーク期間中でも寒の戻りにより降雪が観測されることがあります。春に北東北方面へ向かう予定がある場合は、タイヤ交換のタイミングを慎重に判断すると安心です。

ライブカメラでリアルタイムの路面状況を確認する方法

現在の道路状況を把握する手段として有効なのが、NEXCO東日本が提供するライブカメラです。文字情報だけでは分かりにくい路面の状態や視界状況を、映像で確認できるのは大きなメリットです。

那須高原周辺や安代JCT付近など、天候が変わりやすい区間の映像を事前に確認しておくことで、走行判断の参考になります。視界が極端に悪い場合は、無理をせず走行を見合わせる選択も大切です。

ライブカメラは「ドラとら」などの公式サイトから閲覧できます。走行中のスマートフォン操作は避け、必ず出発前や休憩中に確認してください。
冬の東北道を走るための準備として「車両の準備」「リアルタイム情報活用」「万一への備え」の3点をアイコンで示した図。

東北自動車道で雪がいつから積もるか知るための準備

雪の時期を把握したら、次は具体的な準備が重要になります。冬の東北道では、事前準備が安全性を大きく左右します。

スタッドレスタイヤへの交換は11月中旬頃までが目安

冬季に東北自動車道を利用する場合、スタッドレスタイヤの装着は強く推奨されます。多くのドライバーが、11月中旬頃までの交換を一つの目安としています。12月以降は店舗が混雑しやすく、急な降雪に対応できない可能性もあります。

また、溝の残量だけでなくゴムの硬化にも注意が必要です。使用年数が経過したタイヤは性能が低下していることもあるため、心配な場合は専門店で点検してもらうと安心です。

チェーン規制に備えた携行と装着練習

2018年から導入された新チェーン規制では、大雪時にスタッドレスタイヤ装着車でもチェーンが必要になる場合があります。東北自動車道でも、条件次第で実施される可能性があるため、チェーンの携行は備えとして重要です。

実際に使用する場面では、事前に装着練習をしておくと安心です。寒冷地での作業は想像以上に大変なため、余裕を持った準備が安全につながります。

スタッドレスタイヤの交換目安(11月中旬)と、チェーン規制時に必要なチェーン携行・練習の重要性を説明するスライド。

チェーンは車種・タイヤサイズに合ったものを選び、耐久性や装着のしやすさも考慮しましょう。

立ち往生に備えた車内装備

万が一、通行止めや渋滞で立ち往生した場合に備え、防寒を中心とした装備を車内に用意しておくと安心です。

備えておきたい装備例

  • 金属製スコップ:マフラー周辺の除雪用
  • 毛布・寝袋:エンジン停止時の防寒対策
  • 使い捨てカイロ
  • 非常食・飲料水
  • 携帯用トイレ

金属製スコップ、毛布、カイロ、非常食、携帯トイレなど、万一の立ち往生時に体温を維持し脱出するための装備リスト。

ドラとらで交通情報をこまめに確認

「ドラとら(Drive Traffic)」では、通行止めや規制情報が随時更新されています。高速道路に乗る前や休憩時に確認することで、状況に応じた判断がしやすくなります。

スマートフォンに表示された安代JCTのライブカメラ映像と、NEXCO東日本の交通情報サイト「ドラとら」の紹介。

ホワイトアウト時の運転ポイント

地吹雪によるホワイトアウトに遭遇した場合は、速度を落としハザードランプを点灯させ、周囲に注意しながら走行してください。危険を感じた場合は、無理をせずSA・PAへ避難する判断も重要です。

冬道では想定以上に時間がかかることがあります。余裕を持ったスケジュールとこまめな休憩を心がけましょう。

東北自動車道の雪情報を把握して安全運転を

地域ごとの雪の時期、タイヤ交換、チェーン携行、情報確認、装備、スケジュールの6項目を確認するチェックリスト。

東北自動車道の雪のシーズンは早く始まり、春先まで影響が残ることがあります。早めの準備と情報収集を行うことで、冬の移動も比較的安心して行いやすくなります。

なお、気象状況や交通規制は年や地域によって大きく変わるため、出発前には必ずNEXCO東日本や気象庁などの公式情報で最新状況を確認してください。本記事の内容は参考情報として活用し、最終的な判断は公式発表をもとに行うようにしてください。

最終的な判断はNEXCO東日本や気象庁の公式情報を確認するように促す、安全運転へのメッセージ。

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